謎がいっぱい?・・・・・桂離宮
昨日は、かなり以前から予約を入れて、参観許可を得ていた桂離宮へ行くために、旦那様も妹も
お仕事お休み。でも、生憎の雨となってしまい、朝からあれこれ予定していた寄り道は全部白紙。
電車で出向くはずだったのですが、急遽車での京都行きとなってしまいました。
でも、予定通りこなしたのは、なんたって食べること(笑)
こんな時期ですからね、万一の雨に備えて、電車パターンと車パターンと2通りチェックしといた
ので、すんなり行き先は決定したのです。めでたし!!
で、ランチの様子は後回しにして、お題を最初に紹介せねば・・・ですよね♪
桂離宮全ての景観に於いて、一口で言うなら遊び心?広い敷地の真ん中に池を配し、その池を
ぐるりと取り囲むように、四季になぞらえた4つの茶屋、そして書院が配置された庭園。
こうしてちらっと眺めてみて解るように、向こうが見えない、橋も微妙に湾曲していたり、垣根や
木々などの配置で、それぞれの茶屋は独立しているように見せている。
また、この時代に遠近法を取り入れて
庭造りをしていて、このような小路は
同じ幅ではなく、先細りになっている。
この時代というのは、1615年
(元和元年)頃、御陽成天皇の弟である
八条宮初代智仁親王が、宮家の別荘と
して桂川の畔に創建したのがスタート。
荒廃していた別荘を、子息の二代智忠
親王の時期(1641年~1662年)に
復興、増築などを進め、ほぼ現在の
姿に整えられたと言われています。
桂離宮は、創設されてから、親子二代に渡って(厳密には三代?)50年近い年月をかけて、増改築が
くり返され現在の姿となったもの。簡素と華美、静と動、整然と雑然、相反するものが同居している。
日本美の極致と称えられる桂離宮、単に美しいだけなら他にも沢山の庭園があります、何故??
茶屋それぞれに創意工夫が施されており、恐らくその時期の流行や、武家社会にに対する揶揄、
反骨精神のようなものが盛り込まれ、謎の多い庭園と言われるようになったのでは・・・・と勝手な
推測。統一感に欠けるので違和感を感じる、違和感が不思議さを醸し出すのかも知れない。
例えば7畳半の日本間(※参照)や、唯一のお茶室を設けた松琴亭のにじり口脇に設けられている棚は
武士の魂を預ける刀棚、質素を通り越して粗末そのものだったり、ひなびた庵の風情を楽しむ為の
茶屋に、当時はかなり奇抜な色合いとデザインを取り入れてあったり、直線美の造りの中に、わざと
曲がった自然木を使っていたり・・・と。
が、私には特別な「何か」みたいなものは伝わって来なかった。庭全体を眺めて、案内係りの方の
説明を聞き、全般感じたとこは、子供っぽい悪戯心。お金持ちのぼんぼんが、金と暇に飽かせて
身内受けする遊び場を作ったのだなと思った程度。確かに庭は綺麗だけど、昼間の印象はそこまで
夜の印象を実際に自分の目で見なくちゃね。だってここは夜に真価を発揮する庭園なんだから・・・。
(※和室に7畳半の部屋はつくらない理由:和室は、敷くことの出来る畳の枚数で、3畳、4畳半、6畳、
8畳、10畳、12畳…と広くなっていきますが、7畳半というのは、敷く事が出来るにもかかわらず、
実際には使用されません。これは、4畳半(巴字形に畳を敷いた)の部屋で切腹をして、次の3畳で
検死をしたといわれるため)
その松琴亭のモダンな襖。
実際の色合いは紺と白。色が飛んで
くすんでいますが、月で照らされた
藍色の水面、ほんのりと灯る灯篭の
灯りと、月の光が反射して室内に
及ぼす色合いと襖の色とを想像すると
ここの庭園は、夜の参観を許可
してくれねば、この庭園の本来の
美しさを味わうことは無理だと思われ
これ以降の観賞は、どこか気の抜けた
清涼飲料水を含む味気なさでした。
松琴亭は、本来は家の裏手の
見えないところに配置されている
くど構え(かまど)が池を望む正面に
設けられていて、親王自ら?客の目の
前で料理を作り、もてなした。
で、その料理を冷めない様に入れて
置く保温ボックス、なんとも粋な計らい
縁側の上がり口に置かれている石も
青と白の組み合わせが使われている
建物に調和するよう、石の色までも
計算してあるのですね。
この庭園は実に多くの飛び石や庭石が置かれてあり、庭の飛び石は赤や青、変わった形のものが、
各地から1800個も集められ使用されている。
中でも親王のお気に入りは六甲山の御影石だとか、自ら河原で飛び石を見立てたと記されている。
その中でも住吉川の流域で採れる花崗岩は、本御影と呼ばれ、桂離宮でも多く使用されている。
また、上の池の写真で見える橋は、智忠親王は加賀百万石の前田家の姫君を妃にしていて、姫の
故里、天橋立を模して作られたとも言われています。また襖や床壁の市松模様は、加賀奉書を
貼り合わせたもので、前田家に因む意匠だとか・・・・。奥方への配慮だったのでしょうね。
庭園の中でちょっと異質な建物が
この園林堂(おんりんどう)
賞花亭への途中に配置されており
本亙葺宝形造り屋根の持仏堂
扁額の文字は後水尾上皇の筆
園林堂には八条宮家代々の位牌と
画像に併せて、智仁親王に「古今伝授」
を授けた細川幽斎の画像が祀られて
いましたが、それらは別に移され、今は
安置されているものは無く
建物のみとなっています。
園林堂脇の飛石は現代の庭?と
思われるようなモダンな正方形の
切石と配置。
写真は、他の方々の足などが写り
込んでしまって、ほんの一部のみ
なのですが、灯篭に照らし出された
これらの飛び石は、月の存在も忘れ
うつむき加減に魅入ってしまったに
違いないと思われます。
やっぱりこの庭園は、夜に来ないと
何も感じ取れない!!
昼間の参観なんて無意味に思える
持仏堂の屋根も、一般的とは反対の丸いアーチを描いていたかと思えば、橋もアーチ型。
どうも智忠親王は、一般的という言葉が嫌いだったのかしら?
八条宮初代智仁親王は10歳の時、豊臣秀吉の養子となったが、翌年秀吉に世継ぎが生まれ、
縁組を解消され、代りに八条宮家が創設された。秀吉の死後、後陽成天皇は、弟の智仁親王に
位を譲ろうとしたが、豊臣との縁組解消のいきさつなどもあり、複雑な背景を嫌ってか徳川家康が
これに反対し、天皇の座を逸した。
若くして政治に翻弄され、即位出来なかった智仁親王が学問や芸術の道に精進したのは必然
なのかも知れませんね。初代智仁親王妃の父はキリシタン大名の京極高知であり、子息の
智忠親王妃の前田家は、熱心なキリシタン保護者でした。そして細川幽斎の義理の娘は、
有名なガラシャ夫人。それらの経緯で黄金比や、遠近法などのルネサンス期の手法が取り入れ
られたのではないかと推測されています。
各茶屋は、船で行き来したらしく
橋がアーチ型になっているのも船の
通行が楽になるようにでしょう。
茶屋前には船着場が設けられ、月を
追いかけて、一晩中あちこち移動して
遊んだのでしょうかね?
茶屋の灯篭は必要最低限、そして
どれも背丈の短い灯篭が置かれて
あります。
船の目印にはなるが、月明かりは邪魔
しない配慮なんでしょうね。
襖の取っ手も趣向が施され
柱一本にも贅を施してあります。
ただあくまでも目立たない贅の尽くし方
さっと見た目には、どこも簡素に質素に
見えるように造られています。
この桂離宮は、実際に足を運んで
自分なりの発見、疑問点、感動を
見つけたり味わうのがベスト。
百聞は一見にしかずの集約みたいな
庭園と言えそうです。
笑意軒の口の間(手前)と中の間(奥)。この右隣に次の間(7畳半)があり、歌会などが催された時は
全部開け放って、一つの大広間として使われたようです。
ひとつ峠の茶屋風の庵を飛ばしていますが(人が沢山で写真撮れず)ぐるっと巡ってくると
古書院。こちらが最初に作られ、その後子息によって、中書院、楽器の間、新御殿と増設され
それぞれが月を眺めるために、ずらして配置したために、雁行形なっています。
これは最初からこのような形を想定したものではなく、追加している間にそうなったもの。
古書院には、月見台が作られてあり、またこの一際高い高床式は、桂川の氾濫を想定した?
とも言われていますが、実際はお月見するのに最も良い高さだったのだろうと言われています。
庇が短く刈り込まれているのも、月見の邪魔にならないようにするため。
桂離宮とは、どこも全てが月を愛でるための別荘として作られていて、その月への執着、思いが
上記のような経緯と相まって、物悲しくもあり・・・・。
最後は、月波楼。古書院のすぐ隣の見晴らしの良い高台に建ち、東側は池に大きく窓が。
ここから最初の茶屋、松琴亭が望めます。勿論、その逆もですけどね。
この月波楼へ通じる小道には、生垣の
先にこのような植木(住吉の松)が
置かれて、客人が池を一望出来ない
ように、わざと置いたもの。
全容を見たいという欲求を高める
演出なのだとか。
心憎いというより、嫌味だ(笑)
風流さを解さない凡人です、はい。
庭園の中で、唯一南北に伸びた敷石。書院の表玄関へと続く道ですが、途中には留石(とめいし) が。
留石とは、園路や飛石などの上に、置く石のことで、握り拳大ぐらいの石にシュロ縄で括った物で、
ここより先に行ってはいけませんというしるしとして用いたもの。 寺院・神社では結界としても
用いられています。この石で、私の桂離宮も打ち止めってことで・・・・。
最後に、桂離宮は昭和初期に、ブルーノ・タウトによって発見され、「永遠なるもの」「涙が自ずから
眼に溢れる」建築として賛美され、一躍脚光を浴びるようになったもの。
ここらの経緯は一応事前に調べて行ったので、どれほど凄い庭園なんだろうと期待を膨らませて
当日を迎えたのですが、ちょっと肩透かしを食ったような気分。
なんたって、申し込んで許可を取るのがめちゃ大変、で厳重なチェックでやっと入庭園しても、自由
散策が出来ません。前は案内係り、後ろは警備担当の方にサンドイッチ。見たい場所でじっくり観賞
なんてことは無理、順路から外れたり、立ち止まったりしたら、即注意を受けます。
でもって、何度もボヤキを入れておりますが、ここは昼間来たってつまらん!!
篝火をつけた船を出してくれ!!月見台で月を見せてくれーー!!月明かりの中で茶でも飲ませて
くれーー!!と騒ぎたい。一時間、とっても窮屈な思いをしてきました。
自由散策の出来ない庭園なんて・・・・・こういうの、仏作って魂いれずって言うんだよね
池を取り囲んで茶屋が建てられている池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)。
どこを切り取っても絵になるように造られている。「桂離宮隠された三つの謎」という本を書いた
宮元健次氏の主張を検証された方までおられて、桂離宮はなかなか奥が深いのかも・・・・。
興味のある方は、参考までにリンクを付けて置きますので、目を通されては如何でしょうか?
桂離宮:参観申し込み
〒602-8611
京都市上京区京都御苑3番 (住所は省略できます。)
宮内庁京都事務所参観係 (電話番号 075-211-1215)
※ネットでの申し込みが一番確率が悪いようで、運が良ければ直接窓口申し込みをすれば許可が
降りる場合があるようです。
また、外人枠が別にあって、外人さんを案内する場合は、直接に窓口に申し出ましょう。
我が家はネット申請で、2ヶ月粘ってやっと平日で許可が取れました。3人分のアドレスで申請した
のですが、抽選になるのでなかなか難しいですね。
当日参観許可書と身分証明書を忘れると入れませんので要注意。
↓ 続きは・・・・ランチです。
ランチに選んだのは、以前嵐山へ
出向いたときに、あそこら辺よさげ~と
チェック入れてたんですが・・・
渡月橋のまん前の一角。
調べたら嵐山吉兆などがある
さすがにそこは手が出ないのでお隣の
「嵐山 弁慶」さんにて昼食。
ほんとに隣り合わせ・・うっかり間違って
入っちまったらえらいこっちゃです(笑)
とっても感じの良いお店、
いやお宿かな・・・。こちら温泉旅館で
事前に予約しとけば、食事と貸切の
露天風呂が楽しめちゃうのです。
私たちは食事のみですが。
案内して下さった方も、配膳を担当
してくれた方も、丁寧で感じよく、
最後まで爽やかな気分でした♪
この日は雨、お客さんは少なくて
私たちは2階の角、特等席?に
案内してもらえました。
桂川と渡月橋を眺めながらの食事。
雨じゃなければもっと景色も良かった
のでしょうが、なんとかの間を貸切
これはこれで良かったわ~♪
真下にはボート乗り場。
舟遊びが出来るようになってます。
で、対岸の手漕ぎボートを眺めて
旦那様がポツリ。
ここはボート漕ぎに来たんだよな~って
ちょっぴり苦い思い出でもあるのか
ニヤ付いた顔ではありませんでした。
なので深く追求はしませんでした。
どうせ振られたんでしょ
入り口付近には、几帳が
飾られてありました。
こうしておくと、外人さんが喜ぶのかな
この手のものは、ひな壇の飾りでしか
見かけないかも。
やっぱり京都なのね、ここは♪
事前に、京都のご飯に美味しさを
求めんといてくれ、あくまでも雰囲気と
風情を楽しむものだと割り切って
食べてくれと、旦那様から念を押されて
いたので、おとなしく最後まで食べる
ことに心がけました(笑)
わお♪
見た目はめちゃ綺麗~♪
三段弁当に天ぷらフルーツ付き、豪華
炊き合わせ
焼き物、練り物盛り合わせ
お造り
湯豆腐
こちらは、湯豆腐、冷奴、そうめんの
3種類から好きなものをチョイス。
私は湯豆腐
旦那様は冷奴
フルーツはメロンとイチゴ。
ちゃんとドリンクサービスのクーポンを
持参したのに、出し忘れ。
でも、最初に出たお茶と、食後のお茶が
別なもの。
ちょっとした心遣いが嬉しいサービス♪
旦那様曰く、渡月橋見せて、美空ひばり
記念館でも見せて、温泉にでも
入れてやったら親孝行かな・・・って。
そこまでは、ええとこあるじゃん!とか思って聞いていたら、どうせおかんは味なんか解らんし・・・
とのダメ押し。関西人ってどうしてこう余計な一言付けるんだろうね~
こんだけの広さ、貸切でした♪ ラッキー♪
えと、この日は桂離宮の後に、金閣寺寄ろうか案はあがったのですが、雨のため却下。
帰りはデパチカのお弁当を仕入れて帰宅しました。こういっちゃ何ですが、デパチカのお弁当の
方が、味付けは美味しかったです(笑)
綺麗で見た目は良かったのですが、干し柿にサツマイモを詰めたもの・・・・おかずに入ってたけど
こんな甘いもん、ご飯のおかずにならんでしょ?って思うのは関東人だからでしょうかね~?
玉子焼きにはほとんど味が無かったし・・・・。でも念願叶って嬉しいランチでした。
ただ、来月予定している川床の食事・・・・ちょっと変更しようか悩んでいます。
だって、旦那様曰く、決して怒らんでくれって、今から念を押されているんだもの・・・・・・
お仕事お休み。でも、生憎の雨となってしまい、朝からあれこれ予定していた寄り道は全部白紙。
電車で出向くはずだったのですが、急遽車での京都行きとなってしまいました。
でも、予定通りこなしたのは、なんたって食べること(笑)
こんな時期ですからね、万一の雨に備えて、電車パターンと車パターンと2通りチェックしといた
ので、すんなり行き先は決定したのです。めでたし!!
で、ランチの様子は後回しにして、お題を最初に紹介せねば・・・ですよね♪
ぐるりと取り囲むように、四季になぞらえた4つの茶屋、そして書院が配置された庭園。
こうしてちらっと眺めてみて解るように、向こうが見えない、橋も微妙に湾曲していたり、垣根や
木々などの配置で、それぞれの茶屋は独立しているように見せている。
また、この時代に遠近法を取り入れて
庭造りをしていて、このような小路は
同じ幅ではなく、先細りになっている。
この時代というのは、1615年
(元和元年)頃、御陽成天皇の弟である
八条宮初代智仁親王が、宮家の別荘と
して桂川の畔に創建したのがスタート。
荒廃していた別荘を、子息の二代智忠
親王の時期(1641年~1662年)に
復興、増築などを進め、ほぼ現在の
姿に整えられたと言われています。
くり返され現在の姿となったもの。簡素と華美、静と動、整然と雑然、相反するものが同居している。
日本美の極致と称えられる桂離宮、単に美しいだけなら他にも沢山の庭園があります、何故??
茶屋それぞれに創意工夫が施されており、恐らくその時期の流行や、武家社会にに対する揶揄、
反骨精神のようなものが盛り込まれ、謎の多い庭園と言われるようになったのでは・・・・と勝手な
推測。統一感に欠けるので違和感を感じる、違和感が不思議さを醸し出すのかも知れない。
例えば7畳半の日本間(※参照)や、唯一のお茶室を設けた松琴亭のにじり口脇に設けられている棚は
武士の魂を預ける刀棚、質素を通り越して粗末そのものだったり、ひなびた庵の風情を楽しむ為の
茶屋に、当時はかなり奇抜な色合いとデザインを取り入れてあったり、直線美の造りの中に、わざと
曲がった自然木を使っていたり・・・と。
が、私には特別な「何か」みたいなものは伝わって来なかった。庭全体を眺めて、案内係りの方の
説明を聞き、全般感じたとこは、子供っぽい悪戯心。お金持ちのぼんぼんが、金と暇に飽かせて
身内受けする遊び場を作ったのだなと思った程度。確かに庭は綺麗だけど、昼間の印象はそこまで
夜の印象を実際に自分の目で見なくちゃね。だってここは夜に真価を発揮する庭園なんだから・・・。
(※和室に7畳半の部屋はつくらない理由:和室は、敷くことの出来る畳の枚数で、3畳、4畳半、6畳、
8畳、10畳、12畳…と広くなっていきますが、7畳半というのは、敷く事が出来るにもかかわらず、
実際には使用されません。これは、4畳半(巴字形に畳を敷いた)の部屋で切腹をして、次の3畳で
検死をしたといわれるため)
その松琴亭のモダンな襖。
実際の色合いは紺と白。色が飛んで
くすんでいますが、月で照らされた
藍色の水面、ほんのりと灯る灯篭の
灯りと、月の光が反射して室内に
及ぼす色合いと襖の色とを想像すると
ここの庭園は、夜の参観を許可
してくれねば、この庭園の本来の
美しさを味わうことは無理だと思われ
これ以降の観賞は、どこか気の抜けた
清涼飲料水を含む味気なさでした。
松琴亭は、本来は家の裏手の
見えないところに配置されている
くど構え(かまど)が池を望む正面に
設けられていて、親王自ら?客の目の
前で料理を作り、もてなした。
で、その料理を冷めない様に入れて
置く保温ボックス、なんとも粋な計らい
縁側の上がり口に置かれている石も
青と白の組み合わせが使われている
建物に調和するよう、石の色までも
計算してあるのですね。
各地から1800個も集められ使用されている。
中でも親王のお気に入りは六甲山の御影石だとか、自ら河原で飛び石を見立てたと記されている。
その中でも住吉川の流域で採れる花崗岩は、本御影と呼ばれ、桂離宮でも多く使用されている。
また、上の池の写真で見える橋は、智忠親王は加賀百万石の前田家の姫君を妃にしていて、姫の
故里、天橋立を模して作られたとも言われています。また襖や床壁の市松模様は、加賀奉書を
貼り合わせたもので、前田家に因む意匠だとか・・・・。奥方への配慮だったのでしょうね。
庭園の中でちょっと異質な建物が
この園林堂(おんりんどう)
賞花亭への途中に配置されており
本亙葺宝形造り屋根の持仏堂
扁額の文字は後水尾上皇の筆
園林堂には八条宮家代々の位牌と
画像に併せて、智仁親王に「古今伝授」
を授けた細川幽斎の画像が祀られて
いましたが、それらは別に移され、今は
安置されているものは無く
建物のみとなっています。
園林堂脇の飛石は現代の庭?と
思われるようなモダンな正方形の
切石と配置。
写真は、他の方々の足などが写り
込んでしまって、ほんの一部のみ
なのですが、灯篭に照らし出された
これらの飛び石は、月の存在も忘れ
うつむき加減に魅入ってしまったに
違いないと思われます。
やっぱりこの庭園は、夜に来ないと
何も感じ取れない!!
昼間の参観なんて無意味に思える
どうも智忠親王は、一般的という言葉が嫌いだったのかしら?
縁組を解消され、代りに八条宮家が創設された。秀吉の死後、後陽成天皇は、弟の智仁親王に
位を譲ろうとしたが、豊臣との縁組解消のいきさつなどもあり、複雑な背景を嫌ってか徳川家康が
これに反対し、天皇の座を逸した。
若くして政治に翻弄され、即位出来なかった智仁親王が学問や芸術の道に精進したのは必然
なのかも知れませんね。初代智仁親王妃の父はキリシタン大名の京極高知であり、子息の
智忠親王妃の前田家は、熱心なキリシタン保護者でした。そして細川幽斎の義理の娘は、
有名なガラシャ夫人。それらの経緯で黄金比や、遠近法などのルネサンス期の手法が取り入れ
られたのではないかと推測されています。
各茶屋は、船で行き来したらしく
橋がアーチ型になっているのも船の
通行が楽になるようにでしょう。
茶屋前には船着場が設けられ、月を
追いかけて、一晩中あちこち移動して
遊んだのでしょうかね?
茶屋の灯篭は必要最低限、そして
どれも背丈の短い灯篭が置かれて
あります。
船の目印にはなるが、月明かりは邪魔
しない配慮なんでしょうね。
襖の取っ手も趣向が施され
柱一本にも贅を施してあります。
ただあくまでも目立たない贅の尽くし方
さっと見た目には、どこも簡素に質素に
見えるように造られています。
この桂離宮は、実際に足を運んで
自分なりの発見、疑問点、感動を
見つけたり味わうのがベスト。
百聞は一見にしかずの集約みたいな
庭園と言えそうです。
全部開け放って、一つの大広間として使われたようです。
古書院。こちらが最初に作られ、その後子息によって、中書院、楽器の間、新御殿と増設され
それぞれが月を眺めるために、ずらして配置したために、雁行形なっています。
これは最初からこのような形を想定したものではなく、追加している間にそうなったもの。
とも言われていますが、実際はお月見するのに最も良い高さだったのだろうと言われています。
庇が短く刈り込まれているのも、月見の邪魔にならないようにするため。
桂離宮とは、どこも全てが月を愛でるための別荘として作られていて、その月への執着、思いが
上記のような経緯と相まって、物悲しくもあり・・・・。
ここから最初の茶屋、松琴亭が望めます。勿論、その逆もですけどね。
この月波楼へ通じる小道には、生垣の
先にこのような植木(住吉の松)が
置かれて、客人が池を一望出来ない
ように、わざと置いたもの。
全容を見たいという欲求を高める
演出なのだとか。
心憎いというより、嫌味だ(笑)
風流さを解さない凡人です、はい。
留石とは、園路や飛石などの上に、置く石のことで、握り拳大ぐらいの石にシュロ縄で括った物で、
ここより先に行ってはいけませんというしるしとして用いたもの。 寺院・神社では結界としても
用いられています。この石で、私の桂離宮も打ち止めってことで・・・・。
最後に、桂離宮は昭和初期に、ブルーノ・タウトによって発見され、「永遠なるもの」「涙が自ずから
眼に溢れる」建築として賛美され、一躍脚光を浴びるようになったもの。
ここらの経緯は一応事前に調べて行ったので、どれほど凄い庭園なんだろうと期待を膨らませて
当日を迎えたのですが、ちょっと肩透かしを食ったような気分。
なんたって、申し込んで許可を取るのがめちゃ大変、で厳重なチェックでやっと入庭園しても、自由
散策が出来ません。前は案内係り、後ろは警備担当の方にサンドイッチ。見たい場所でじっくり観賞
なんてことは無理、順路から外れたり、立ち止まったりしたら、即注意を受けます。
でもって、何度もボヤキを入れておりますが、ここは昼間来たってつまらん!!
篝火をつけた船を出してくれ!!月見台で月を見せてくれーー!!月明かりの中で茶でも飲ませて
くれーー!!と騒ぎたい。一時間、とっても窮屈な思いをしてきました。
自由散策の出来ない庭園なんて・・・・・こういうの、仏作って魂いれずって言うんだよね
どこを切り取っても絵になるように造られている。「桂離宮隠された三つの謎」という本を書いた
宮元健次氏の主張を検証された方までおられて、桂離宮はなかなか奥が深いのかも・・・・。
興味のある方は、参考までにリンクを付けて置きますので、目を通されては如何でしょうか?
桂離宮:参観申し込み
〒602-8611
京都市上京区京都御苑3番 (住所は省略できます。)
宮内庁京都事務所参観係 (電話番号 075-211-1215)
※ネットでの申し込みが一番確率が悪いようで、運が良ければ直接窓口申し込みをすれば許可が
降りる場合があるようです。
また、外人枠が別にあって、外人さんを案内する場合は、直接に窓口に申し出ましょう。
我が家はネット申請で、2ヶ月粘ってやっと平日で許可が取れました。3人分のアドレスで申請した
のですが、抽選になるのでなかなか難しいですね。
当日参観許可書と身分証明書を忘れると入れませんので要注意。
↓ 続きは・・・・ランチです。
ランチに選んだのは、以前嵐山へ
出向いたときに、あそこら辺よさげ~と
チェック入れてたんですが・・・
渡月橋のまん前の一角。
調べたら嵐山吉兆などがある
さすがにそこは手が出ないのでお隣の
「嵐山 弁慶」さんにて昼食。
ほんとに隣り合わせ・・うっかり間違って
入っちまったらえらいこっちゃです(笑)
とっても感じの良いお店、
いやお宿かな・・・。こちら温泉旅館で
事前に予約しとけば、食事と貸切の
露天風呂が楽しめちゃうのです。
私たちは食事のみですが。
案内して下さった方も、配膳を担当
してくれた方も、丁寧で感じよく、
最後まで爽やかな気分でした♪
この日は雨、お客さんは少なくて
私たちは2階の角、特等席?に
案内してもらえました。
桂川と渡月橋を眺めながらの食事。
雨じゃなければもっと景色も良かった
のでしょうが、なんとかの間を貸切
これはこれで良かったわ~♪
真下にはボート乗り場。
舟遊びが出来るようになってます。
で、対岸の手漕ぎボートを眺めて
旦那様がポツリ。
ここはボート漕ぎに来たんだよな~って
ちょっぴり苦い思い出でもあるのか
ニヤ付いた顔ではありませんでした。
なので深く追求はしませんでした。
どうせ振られたんでしょ
入り口付近には、几帳が
飾られてありました。
こうしておくと、外人さんが喜ぶのかな
この手のものは、ひな壇の飾りでしか
見かけないかも。
やっぱり京都なのね、ここは♪
事前に、京都のご飯に美味しさを
求めんといてくれ、あくまでも雰囲気と
風情を楽しむものだと割り切って
食べてくれと、旦那様から念を押されて
いたので、おとなしく最後まで食べる
ことに心がけました(笑)
わお♪
見た目はめちゃ綺麗~♪
三段弁当に天ぷらフルーツ付き、豪華
炊き合わせ
焼き物、練り物盛り合わせ
お造り
湯豆腐
こちらは、湯豆腐、冷奴、そうめんの
3種類から好きなものをチョイス。
私は湯豆腐
旦那様は冷奴
フルーツはメロンとイチゴ。
ちゃんとドリンクサービスのクーポンを
持参したのに、出し忘れ。
でも、最初に出たお茶と、食後のお茶が
別なもの。
ちょっとした心遣いが嬉しいサービス♪
旦那様曰く、渡月橋見せて、美空ひばり
記念館でも見せて、温泉にでも
入れてやったら親孝行かな・・・って。
そこまでは、ええとこあるじゃん!とか思って聞いていたら、どうせおかんは味なんか解らんし・・・
とのダメ押し。関西人ってどうしてこう余計な一言付けるんだろうね~
えと、この日は桂離宮の後に、金閣寺寄ろうか案はあがったのですが、雨のため却下。
帰りはデパチカのお弁当を仕入れて帰宅しました。こういっちゃ何ですが、デパチカのお弁当の
方が、味付けは美味しかったです(笑)
綺麗で見た目は良かったのですが、干し柿にサツマイモを詰めたもの・・・・おかずに入ってたけど
こんな甘いもん、ご飯のおかずにならんでしょ?って思うのは関東人だからでしょうかね~?
玉子焼きにはほとんど味が無かったし・・・・。でも念願叶って嬉しいランチでした。
ただ、来月予定している川床の食事・・・・ちょっと変更しようか悩んでいます。
だって、旦那様曰く、決して怒らんでくれって、今から念を押されているんだもの・・・・・・
by mamicha2
| 2009-06-12 13:16
| 京都・大阪・奈良
|
Comments(8)
Commented
by
aqua_blueY at 2009-06-12 16:30
美しいですね~~。雨が降ってるのがこれまた情緒です。
そして私の大好きな和モダン。
是非夜に行って見たいです!
そして私の大好きな和モダン。
是非夜に行って見たいです!
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konamon-mania at 2009-06-12 23:41
みやび~。こういう芸術を理解しない私には、猫に小判な桂離宮。
智忠親王はへそ曲がりな芸術家だったのでしょうね。
見た目の豪華なお料理が、デパ地下に負けるなんて・・・
さすが、見栄っ張りの京都。
毎週月曜日に京都まで行って、四条から三条へ川沿いを歩いて帰るのですが、
床って、あれはあれで風流なんじゃないでしょうか。
対岸から見てるだけなら♪
智忠親王はへそ曲がりな芸術家だったのでしょうね。
見た目の豪華なお料理が、デパ地下に負けるなんて・・・
さすが、見栄っ張りの京都。
毎週月曜日に京都まで行って、四条から三条へ川沿いを歩いて帰るのですが、
床って、あれはあれで風流なんじゃないでしょうか。
対岸から見てるだけなら♪
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hanako_mama at 2009-06-14 11:15
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mamicha2 at 2009-06-14 20:28
★aqua_blueYさんへ
そーなんですよね、やっぱり夜にみてみたいですよね!
残念ながら夜の参観はダメなんですよね~
ここでお月見してみたいのに、本当に残念です。ささっと見せて良さを
解れって言われてもね~。公開の仕方に問題有りですよね。
ただ、無料だし、文句は言えないんですけどね(笑)
そーなんですよね、やっぱり夜にみてみたいですよね!
残念ながら夜の参観はダメなんですよね~
ここでお月見してみたいのに、本当に残念です。ささっと見せて良さを
解れって言われてもね~。公開の仕方に問題有りですよね。
ただ、無料だし、文句は言えないんですけどね(笑)
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mamicha2 at 2009-06-14 20:32
★konamon-maniaさんへ
そーなんですよね、見た目はほんとに綺麗なんですが・・・・・
単に美味しいものなら、そこらじゅうに溢れていますよね。
それでも、解ってても、こういうものを食べたいと(眼で)思うのはやっぱり
日本人だからでしょうかね。舌だけじゃないものが味わうようです。
貴船の川床に行こうかと思っていたのですが、味優先なら、鴨川沿いの
納涼床に変更しようかと考えているところです。
ひょっとしたら、全く別物になるかも知れません。風流を取るか、舌優先に
なるか・・・・・後者かな~(笑)
そーなんですよね、見た目はほんとに綺麗なんですが・・・・・
単に美味しいものなら、そこらじゅうに溢れていますよね。
それでも、解ってても、こういうものを食べたいと(眼で)思うのはやっぱり
日本人だからでしょうかね。舌だけじゃないものが味わうようです。
貴船の川床に行こうかと思っていたのですが、味優先なら、鴨川沿いの
納涼床に変更しようかと考えているところです。
ひょっとしたら、全く別物になるかも知れません。風流を取るか、舌優先に
なるか・・・・・後者かな~(笑)
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mamicha2 at 2009-06-14 20:35
★umtさんへ
桂離宮、やっぱり月見台で中秋の名月を観賞してみたいです。
どうだ、綺麗だろう?と押し付けられてもね、月も無いそれも雨の日に
何をどう感じ取ればよいのか・・・・それにサンドイッチですからね
ちょっと風流とは無縁な参観でした。心残りです。
桂離宮、やっぱり月見台で中秋の名月を観賞してみたいです。
どうだ、綺麗だろう?と押し付けられてもね、月も無いそれも雨の日に
何をどう感じ取ればよいのか・・・・それにサンドイッチですからね
ちょっと風流とは無縁な参観でした。心残りです。
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mamicha2 at 2009-06-14 20:38
★hanako_mamaさんへ
やっぱりこういうところでは、舟遊びを体感したり、月光に照らされた
池を観賞したり、ほんのり篝火で照らし出される緑を愛でたり・・・・
せめて月見しながらお茶を・・・・・ですよね。
さすがに線香花火の許可は下りない気はしますが、船くらい浮かべて
乗せて欲しいな~。あ、もっと許可が下りないか(笑)
痒いところには全く手の届かない公開ですよね。
やっぱりこういうところでは、舟遊びを体感したり、月光に照らされた
池を観賞したり、ほんのり篝火で照らし出される緑を愛でたり・・・・
せめて月見しながらお茶を・・・・・ですよね。
さすがに線香花火の許可は下りない気はしますが、船くらい浮かべて
乗せて欲しいな~。あ、もっと許可が下りないか(笑)
痒いところには全く手の届かない公開ですよね。
神戸生活の殆どがペットと共にあって、当ブログもラッキー君との日々を中心に綴ってきたのですが、一昨年お星様となり、夫婦2人きりの生活がスタートしたのですが・・・
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※通知無く、半年以上の更新が無い場合は、一旦リンクを外させて頂いております。再開されましたらご連絡いただければ幸いに存じます。
※当ブログに掲載のお店やスポットは、あくまでもその当時のものです。
営業時間の変更や休日、また閉店、閉館等につきましても、改めて訂正は行っておりませんので、ご自身でご連絡の上ご確認下さいますよう、宜しくお願い致します。
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