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大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯

オンラインゲームを通して知り合った、M爺の奥様に
大塚国際美術館」なるとこがあるのよとHPを紹介する。
絵画に趣味をお持ちの奥様は、作戦通りすっかり
その気になって頂けた。
M爺は、酒と食い物で陥落させ、我が家の
釣りキチ君は海があったらどこへでも(笑)。

こうやって、我が家とM爺家の
コラボレーションは決行された。
妹の友達も、急遽参加することになり、それなら
車一台でとレンタカーを借りて行く事に決定、気分は
もう一大イベント並み??

讃岐うどんが食いたい、今度こそ渦潮を見るぞ!との
我が家の要望と、M爺の食欲を満足もさせ、
挙句釣りの時間もどっかに仕込め!との
我が家の釣りバカ君の無駄な欲求も満足させるべく、
全てはM爺のルート選択に委ねられた。
そんな訳で、お休み前日なれど、M爺は少ない脳みそを
振り絞り、あれこれ検討を重ねたらしく、
前夜ゲームの中で彼の姿を見つけることは、
ついぞなかった。偉い!

当日、M爺様の駐車場で待ち合わせ、
8:30分、全員車に乗り込む。
希望ではトヨタのエスティマを指定したのだが
(我が家の釣りキチ君が運転したいと言うので)実際に
借り受けたのは、アルファードという車種。
これがまあ広くて快適で、全員声をそろえて
自営業のM爺様に、もっとお稼ぎになって、この車を
ご購入して頂けないかしらと詰め寄る。
なんともモテモテのM爺様なのであった。

うどん屋までは、僕が運転させて頂きますと、
何故か元気にハンドルを握るM爺。
うーむ、やっぱ車と女房は新しいのがよさげのようだった。
が、ここは敢えて何も触れずに出発。
お天気が雨との予報なので、3連休にしては車の数が少ない。
淡路SAで休憩したのだが、ここもガラガラ。
快適に車は鳴門大橋を超え、目的のうどん屋さんへ。

予定より30分以上も早めに到着してしまい、隣の朝市のような
催しがあるところで時間を潰す。
安い野菜を目の前にして、黙って引き下がる我々ではない。
当然あれこれご購入。

10時半まで時間を潰し、遅い朝ごはんのうどんを堪能。
シコシコ、ツルツルと喉越しの良いおうどんでした!!
出汁を取ったコンブが「ご自由にお持ち帰り下さい」
との張り紙と共に置いてあったので、頂いて
帰ってきて、それは早速佃煮になった。


うどん屋さんから大塚美術館へは、のんびりと
一般道を通って40分ほど戻ることに。なかなか
風光明媚なドライブラインでした。
お酒大好きのM爺様は、うどん屋さんの「おでん」を
アテ(関西では酒の肴をこう呼ぶのです)に
しっかり飲んでご機嫌。こうなると、爺様と奥様の
掛け合い漫才が始まる。車内は鳴門の渦ならぬ、
爆笑の渦に包まれた。こっちの方が見物の感もある。

大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_214102.jpg
昼前に美術館に到着。
床に表示されている矢印に従って進んでいくと、
全ての展示品を観ることが出来るようになっている。
入ってわりとすぐの場所に、フェルメールの
「真珠の耳飾の少女」
別名(青いターバンの少女)がお出迎えをしてくれた。
フェルメールの作品5点を観賞し次へ。


B3は、古代から中世系統の展示品になっている。
壁画や壷、ナイル川の風景、古代神の肖像画を経て、
キリストの時代へと移行していく。

大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_21343340.jpg
かなり軽い気分で訪れた美術館だが、それぞれの
展示品が、それぞれの時代をうまく表現し、
重厚に丁寧に展示されているのに感心させられた。
足を進めれば進めるほどに、感心度数は
増していくばかり。

やるな~「オロナミン○よ、ポカリ○エットよ!」
と、代表的な製品名に驚嘆の眼差しを向けるのだった。
(当然あちこちに大塚製薬の飲料水が自販機で
販売されているのです。まあ当然でしょうね。)

大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_21461514.jpg
途中はとにかく絵画があり過ぎて、全てここでは
紹介不可能なので、端折る事にして、印象に残った
ものだけ、さっくりとご紹介。
これは、本物を見たい!!
と思った「スクロヴェーニ礼拝堂壁画」です。
ここの絵画や展示物は、全てが原寸大にて
展示されていて、

大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_214944.jpg
見知った絵画も、実物はこの大きさなのかと、
圧倒させられたりします。
ここもそのひとつ。とにかく綺麗でした。
いつか本物を見に行きたいものです。

大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_21522267.jpg

ビーナスの誕生にしばし目を奪われ、ここで
記念撮影を終える人をじっと待って、なんとかこの
絵だけの写真を撮り終える。ここらでデジカメの
電池切れが心配され、近代コーナーまで持ち堪えて
くれと、祈るような気持ちでしばし休憩。

B2にあるカフェへ向かう。
取り決めしたわけでもないのだが、バラバラに
観賞していた全員がここで落ち合う。かな~り歩いた
ので、けっこう疲れている。お茶を飲んで気力を回復。

大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_2202265.jpg
次へと向かう。
やっと出会えたモナリザさん。折角撮った画像は、少し
ピンボケぎみで悲しかったけど、まあ雰囲気だけでもね・・。
この絵は他の絵画と比べると、かなり小さいものでした。
本物はこんなに小さいのね!!
それでも、たとえコピーであっても、謎の微笑をこの目で見れて、
ちょっと感激。やっぱり、この絵の前も人の姿が途絶えることは
無く、代わる代わる、モナリザと一緒に記念撮影を
する人が順番待ちの状態でした。


大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_2252475.jpg

最後はやっぱりゴッホ。なんとか電池も持ってくれて、
このコーナーを見終えた時は、ここに到着して
から3時間を越えておりました。

鳴門の渦潮を見るために、「渦の道」とのセットで
チケットを購入していたので、急いで渦潮見学へと向かう。
美術館から徒歩10分ほどで渦の道入り口へと到着するのだが、
この道は、下り坂あり上り坂ありと、アップダウンがきついです。
でも、渦潮見たさに、絵画鑑賞でクタクタになった
足を引きずって、急ぎ足で渦の道へと向かいます。
この時点で歩いた距離は、既に5キロ近いでしょう。

帰り道のことを考えるとうんざりしましたが、美味しい
晩ご飯も待ってるしと自分を叱咤激励、中潮の
時間は過ぎてしまったけど、何とか渦巻く潮を
観賞することも出来ました。
渦潮ってのは、ずっとそこでとぐろを巻いているのかと
思いきや、小さい泡のようなものが、沸いては消え、
それらのひとつが運良く渦へと成長し、流され消えて
行くようです。次回はぜひ大潮の時間に来て、
でかい渦潮をこの目で見るぞ!
と、再び心に誓ったのでありました。
やっぱ船でそばまで行きたいよね、うん。

渦潮見学後は、真っ直ぐ晩ご飯のお店へと
向かうだけです。帰り際、美術館のみやげ物コーナーで、
絵葉書を購入。心配していた雨はなんとか回避できて、
ずっと傘無しで過ごせた。やったね晴れ女!!

で、ばんごはーーん!!
M爺様推奨の「びんび家」という海鮮食堂へと
車を走らせます。美術館からけっこう近いので、
鳴門へお越しの際はぜひどうぞ。

大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_22201298.jpg
お店に到着してすぐにあれこれ注文。まずはカニ。
で、天ぷら盛り合わせ(大)も注文。
海鮮食堂で、お刺身をはずす訳にはいかないので、
当然の事ながら、お刺身盛り合わせの注文。
他に各自釜飯なんかも注文したのですが
付いてきたお味噌汁が大笑い。
大きなお椀に、これでもか!と言うくらい
わかめが入っています。

でもこのわかめ、シャキシャシしてて、実に美味しい。
でもね~、食べきれなかったよ、結局は。

大塚国際美術館へそして鳴門の渦潮見学、びんび家で晩御飯_d0017632_22231078.jpg

注文したお刺身の盛り合わせがテーブルへ。
これが、でかい桶で出てきましたよ。
もう、でーんと存在感丸出し。これで5000円はお安いです。
どれも、プリプリと美味しいお刺身でした。

帰りに通った「明石海峡大橋」のライトアップと、
淡路方面から眺める神戸の夜景の美しさに、
全員改めて感激。それくらい美しい夜景でした。
飲んで食べて、観て騒いで、鳴門海峡と美術館めぐりは
こうして無事に終了となりました。大勢での
お出かけは、実に楽しいですね~。

約一名、しっかり釣り道具を仕込んで来たが、
そんな暇は与えてもらえず、ほんのちょっぴり満足度が
低下している人もいましたが、それは無視、無視。
また何か企画してどっか行きまっしょい!!

※美術館にて、M爺様ご一行は、どうも矢印の指示通りには
歩けず、途中何度も迷ってはウロウロ、
肝心の展示物を飛び越してきては、戻らされたりとしてました。
そもそも、M爺に誰かの決めた通りに歩けってのが、
無理な指示でございますわよね~、おほほ。


by mamicha2 | 2005-10-08 23:44 | 日帰りお出かけ | Comments(2)
Commented by KANA at 2005-10-10 22:50 x
えと、M爺の名誉回復でもないのですが、迷子になったのは私のせいです・・・(^^;
絵を観るのが大好きなので、矢印の指示に従わず、ついつい目についた作品に引き寄せられたのが原因なのですよ。。。
UOだけじゃなくて、リアルでも迷子スキルが高くいのには、自分でもびっくりしました。気長にお付き合いくださって、ありがとうございます。

それより何より、本当に、素敵な美術館を教えてくれてありがとう!
すぐに迷子になっちゃうんですが、良かったら、また緒にお出かけしましょうね。
Commented by mamicha2 at 2005-10-11 09:06
ふふ、M爺を選択した時点で、既にミステリーワールドへ足を踏み入れちゃったもんね~(笑)
どこの展示品より、お二人見てるほうが楽しいわよ~
また餌を探しておくから、食いついてきてね
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